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タワーマンションは子育て・子供の健康に悪影響って本当なの?【高層階症候群】

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タワーマンション住まいは子供の発育に影響を与えるらしい

という話はよく耳にします。悪影響というのは健康面だけでなく、体力や精神面も含めて発育全体のこと。

”らしい”という言い方は、この説には肯定派と否定派がいるので断言を避けているだけですが、色々と調べてみると、確かにそれっぽい理由はいくつか語られています。

タワマンに住むようなハイクラスな子育て世代なら、子供の教育にも人一倍の熱を入れるだろうし、タワマンに住むことで子供の成長に悪影響が出るなら無視できない問題です。

では、具体的に「悪影響」ってどんな影響があるのか? そもそも信憑性のある話なのか?

という点をこの記事でまとめていきたいと思います。

 

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タワマンが子供・子育てに与える具体的な影響・デメリット|高層階症候群って?

子供が家に引きこもりがちになり、感性や知的好奇心が育たない

タワーマンションに住むと出不精になる」というのは事実です。これは一番よく言われるタワマンのデメリットですし、実際にタワーマンションに住んでいる知人に聞いても間違いないと言います。

タワマンの高層階にもなるとエレベーターを待つだけでも数分かかるので、ちょっと下のコンビニに行くのも億劫になってきます。必然的に、子供も外へ出たがらなくなる傾向になりやすいのです。

子供の頃なんて、学校から帰ってきたらすぐに家を飛び出して遊びにでかけて日が暮れるまで走り回ることで体力がつきますし、雨の日に道端の花草を観察したり、虫を捕まえたり、風の音を聞いたり、雪の日に雪だるまを作ることで知的好奇心や感性が育まれていくわけです。

窓も開かず、内廊下まで一年中快適な温度が保たれているタワマンの中に引きこもっていたら五感が刺激されず、季節の移ろいにも疎くなってしまいます。

小さい頃に自然とふれ合いながら過ごすことは、基礎体力の向上や感性・知的好奇心の発達の面で非常に重要なのは間違いありません。

管理人
とはいえ、これも子供個人の差が大きい話ですので、タワーマンションに住んだからといって必ずしも子供が引きこもりがちになったりするとは到底言えません。

人付き合いが減って親依存になり、自立心が育たなくなる

出不精になって引きこもりがちになると、前述の感受性が育たないだけでなく、そもそも人付き合いが減りやすくなります。子供の場合でいうと友達との遊びですね。

一日中家にこもっていると必然的に親への依存度が高まり、自立心が育たなくなります。

幼児を対象にした過去の調査では、「一人でトイレができない」幼児は低層階が3%だったのに対し、高層階では22%に及んだとのこと。ほかにも「一人で服が着れない」「靴が履けない」などでも、低層階の子供に比べて高層階の子供はできない率が高かったという結果が出ているようです。

(ただ一次情報となる詳しいソースが見つからなかったので、あくまで参考程度)

高層階ほど気圧が低いので健康に影響を及ぼす?

マンション高層階ほど地上より気圧が低くなるので体調不良になりやすい」というのもよく言われますね。でも、居住用マンションとして立っているのに健康に被害が出るなんて本当なんでしょうか?

気圧は、10m上がるごとに1hpa(ヘクトパスカル)変化します。タワマンの定義は60m以上とされていますが、高層階ということで仮に地上100mとしても、気圧の変化は10hpaです。

この10hpsという気圧変化は、ふだんの天候の変化で変動する範囲内です。要するに、この程度の気圧変化で慢性的な体調不良を心配する必要はないでしょう。

ただし、気圧変化の影響というのは個人差が非常に大きいです。

「気圧の変化ってなに?」と全く感じない丈夫な人もいれば、どんより雲の多い雨の日は偏頭痛になったりエネルギーがすぐ切れるタイプの人もいます。飛行機にのるたびに耳がキーンと詰まって体調不良になりやすい人も多いですよね。

タワーマンションは毎日のようにエレベーターで地上と高層階を行き来するので、その落差で毎回耳が詰まるような不快な感じになる人は、耳鼻咽喉科の医師に相談してみることも検討してみましょう。

高層マンションのエレベーターには気圧制御機能が付いている場合も多いです

マンションの揺れによる健康不良

高層マンションは揺れやすい。これは、近年建てられた高層マンションは地震に「耐える=抵抗する」ではなく、あえてゆっくり大きく揺れて吸収することで影響を抑える「柔構造」になっているからです。

柔構造

出典:https://www.mr-soumu.com/

そのためタワーマンション(特に高層階)は地震のときは他より大きく揺れを感じます。むしろそもそも地震速報がこないのに揺れを感じたり、台風でも微妙な揺れを感じるレベルです。

この微妙な揺れのせいで、三半規管の弱いと常に乗り物酔いしているような状態になってしまう人もいるそう……。

高層階に住んでいる妊婦ほど流産する割合が高い?

20年以上前なのでやや古いですが、神奈川県の子持ち女性1200人を対象に、居住環境と妊婦が流産する割合の関係性を調べた研究があります。

その研究によると、居住している階数が上になるほど流産する割合が増えるという結果が出ました。

居住階と流産割合

  • 一戸建て住宅:8.2%
  • 集合住宅1階〜2階:6.8%
  • 集合住宅3階〜5階:5.6%
  • 集合住宅6階〜9階:18.8%
  • 集合住宅10階以上:38.9%

引用論文:居住環境の妊婦に及ぼす健康影響について

確かに、6階以上になると明確に妊婦の流産割合が増えています。

ただ、高層階と流産割合には相関関係はあっても、直接的な因果関係があるかははっきりしません。つまり「高層階に住んでいる」ということ自体が直接影響していると断言するには根拠が弱いです。

例えばですが、タワーマンションの購入者は30代〜40代のアラフォー世代が多いです。つまり20代の若い妊婦が多く住むアパートや一般的なマンションに比較すると、タワマン在住の妊婦は平均年齢が高いので流産割合も上がる……など。

あるいは、タワマンは出不精になりやすいので外出機会が減ることが身体に影響を及ぼしかねないことも影響する可能性はありそうですよね。

このように流産割合と高層階在住に相関関係はあっても、因果関係は別という可能性もあるということです。

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イギリスでは高層階に妊婦が住めない? 高層マンション(タワマン)を制限する海外諸国の事情

このような高層ビル症候群に対して、日本は特別な対策をしているわけではないですが、海外の先進国ではすでに対策している国もあるとのこと。

  • アメリカ(ワシントン・サンフランシスコ):高層ビルの高さに制限
  • フランス:高層住宅の建設禁止
  • イギリス:育児世代は4階以上に住まないよう法規制(?)

ただ、これらは色々調べても根拠がイマイチ不明です。健康被害が正式に認められているのか、あるいは景観を損ねるなどの理由かもしれません。

とくに「イギリスでは育児世代が4階以上に住めない説」についてはネット上の情報も「らしい」ばかりで一次情報がなく、イマイチ信憑性に欠けるような……。実際にイギリスにも超高層マンション建ってますし、噂が一人歩きしている可能性もなきにしもあらずという感じ。

【まとめ】タワマン反対勢力と建築業界の陰謀説

景観や日当たりを損ねるタワーマンションというのは、一部に嫌われがちというか反対派も多く、何かとディスりの対象になりやすい事実があります。

今回紹介したように、高層タワーマンションが健康に悪影響を及ぼす説は根強く主張されていますが、明確な因果関係が証明されているとも言えず、実際に国が対策に乗り出していないことを見ても、タワマン反対派がややオーバーに話を大きくしている気がしないでもありません。

一部では、「メディアが高層マンションの害を公にしないのは、建築業界から圧力がかかっているから」という噂も聞きます。

確かに、少ない敷地面積に大多数の世帯を押し込めるタワーマンションは不動産・建築業界にとって言わば「ドル箱」です。だから2000年以降、あっちにもこっちにも雨後の筍のようにタワマンが作られ続けています。

【マンション作りすぎ問題】価格高騰で売れず、建てすぎて在庫売れ残りの現状

管理人
とはいえ、このような話も所詮は「陰謀論」の域を出ませんよね……

ただ、タワマンに住むと引きこもり傾向なるのはガチなので、この辺は子育ての上でも注意したいですね。あとは気圧変化や揺れに関しても個人差によって影響がないとも言えないので、体調不良を感じるようなら医師に相談した方が良さそうです。

 

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【追伸】自宅マンションがいくらで売れそうか把握していますか?

マンションの売却を検討しているのであれば、まず最初にすることが「査定に出す」ことです。自分のマンションがおおよそどの程度の価格が付くのか分からないと、住宅ローンや住み替えなど計画が立てられません。

査定は無料でできるので損することはないですが、一応マンションを査定してもらうときのポイントが2つあります。

まず複数の会社に査定依頼して「比較」をすること。

大手と中小のどちらにも査定してもらうこと。

まず、査定依頼は必ず複数社に出すこと。不動産会社によって付ける価格はバラバラなので、それを並べて比較することで相場感が見えてきます。最低でも4社以上には査定してもらいましょう。

そして、査定は大手だけでなく中小にも依頼すること。大手は抱えるデータ数も多いですがマニュアル化されているので機械的に数字を出しがちです。対して地元密着の中小は”狭く深く”であり、地元におけるより細部の内情まで熟知しているので大手には見えない面まで査定に反映してくれます。

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