宅建

【落ちた】宅建の独学合格が年々難しくなっている話【過去問中心の勉強方法じゃ無理】

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私ごとですが、令和3年度の宅建試験に落ちました…。

独学で行けるだろーと、Youtubeとかでおすすめされている教材を何冊か買い込んで、知識を詰め込む→ひたすら過去問というスタイルで臨んだわけですが落ちました。

勉強期間は4ヶ月程度ですが、仕事の関係上、一般的なサラリーマンよりよほど時間が取れるので勉強期間が足りなかったとは思ってません(宅建合格に必要な勉強時間は300時間が目安とか言われてますが、それくらいはやりました)。

振り返ってみると、勉強時間よりも圧倒的に”勉強のやり方を間違えた”を感じています。

おそらく同じ勉強方法であと3ヶ月期間が伸びても多分落ちてたと思っています。

令和3年度の試験を受けてみて率直に、

管理人
あ、これもう独学じゃ無理だな

と、わりと確信しました。

来年(令和4年度)も再挑戦しようと思っていますが、今度は通信スクールなりでちゃんとお金を払ってLEC(東京リーガルマインド)でWEB講義を受けようと思っています。

宅建試験というのは、要領いい人は独学でも合格している人が多い資格なので、独学で挑もうとしている人は多いと思います。

しかし、同じような意気込みで失敗した私が、宅建はもう誰でも独学で合格できる資格ではないという現実を下記で書いていきたいと思います。

今後、宅建受けようとしている人は参考にしてください。

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宅建合格のハードルは年々上がっている

宅建試験推移

Wikipediaより引用)

上記は近年の宅建試験の数字をまとめたものですが、ご覧の通り、宅建試験は毎年20万人以上の申込者数を誇る超人気の国家資格です。

しかも、その人気は年々上昇していて、つまり毎年のように競争率がグングン上がっているということ。

私も付き合いのある不動産業者の方に「宅建取るなら1年でも早い方がいいよ(どんどん難しくなるから)」と言われ、慌てて今年受験したわけです。

「士業」になり、宅建試験の受験者数の増加

まず、宅建は受験者数がどんどん増えています。

2000年〜2016年くらいまでは受験者数16万〜19万人くらいで推移していましたが、2017年以降は受験者数が20万人を超えてくるレベルまで増加しています。

この受験者数の増加は、平成27年に宅地建物取引主任者から「宅地建物取引士」に名称変更され、”士業になった”ことが大きく影響しています。

もともと人気の資格だったのに、「士業」の冠がついたためにさらに人気に拍車がかかっているわけです。

対策の一般化により合格点が上昇

宅建は毎年一律の合格点ラインがあるわけではなく、その年の上位15〜17%の点数が合格点ラインとして設定されます。つまり受験生がみんな高得点を取るほど合格ラインも上がるし、みんなが低得点を取るほど合格点も下がります。

その合格点のラインも、年々上昇傾向にあります。

ひと昔前の合格点ラインは30点台の前半(50点満点中)をウロウロしていましたが、ここ数年は合格ラインが36点〜38点なんて年も出てきています。

これはつまり、受験者全体のレベルが年々上がってきていることを意味します。

受験者のレベルが上がった要因としては、

  • 試験の傾向と対策が確立されたこと
  • オンラインスクール・YouTube・アプリなどITの進化で誰でも手軽に勉強できるようになったこと

といった点が挙げられます。

私も教材と同時にYouTubeの宅建対策チャンネルをよく見ていましたが、無料でプロの宅建士の講義が聞けるのだから凄い時代になったものだと感心していました。

だから私も、みんながおすすめするブロガーやYouTuberの講義チャンネルを見て、彼らがおすすめする参考書を購入して勉強していたわけですが……

これが結果的に、不合格を招いた要因になってしまったわけです…。

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なぜ過去の対策や過去問中心の勉強方法が通用しなくなったのか?

宅建試験会場 東大

試験会場だった東大駒場キャンパス(試験後の風景)

多くの宅建の参考書や宅建YouTuberは口を揃えて、

「宅建はだいたい出題される範囲が決まっている。そこを重点的に勉強して過去問を解きまくることが必勝対策!!」

と言っていました。

事実、私も過去問を過去10年以上に渡って解きまくっていましたが、確かに毎年だいたいは似たような箇所から出題されており、引っ掛け方も似たようなものが多いので、過去問で傾向を掴めばイケる手応えはありました。

過去問にない問題が続出した令和3年度の試験

しかし、その状態で臨んだ令和3年の宅建試験は……

過去問とは全く出題傾向の違う問題ばかりでした。

人気の参考書や人気のYouTubeチャンネルが「ここだけやっとけ!」と言っていた範囲外の問題が出まくったのです。

もはや1ページ目を開いた時点で軽い絶望を覚えました……

過去問にはない問題が続出して悲鳴が上がった令和3年度

案の定、試験終了後にTwitterで「宅建」で検索すると、

このように「今年難しすぎ!」「過去問と全然違う」「終わったわ…」と言った声で溢れかえっていました。

それほど、令和3年度の宅建試験は「今までの試験とは違う」と受験者に感じさせたわけです。

宅建試験は、受験対策の「対策」をした

令和3年度の問題があれだけ「異質」だった理由として、受験生全体が試験対策を完璧にしすぎているための「対策」として出題傾向を変えたのだと考えています。

近年は、みんなが同じYouTubeを見て、同じ参考書を買って、過去問を解きまくるというスタイルが一般化されたことで高得点化に繋がり、合格点ラインが上昇傾向にありました。

みんなが過去問を完璧に暗記しすぎて合格点ラインがどんどん上がるものだから、宅建側も「それなら過去問とは傾向を変えることで合格点ラインを押し下げよう(難しくしよう)」となるのは理屈が通ります。

この推測が合っているか否かはさておき、

”宅建は過去問をやりまくれば合格できる試験ではなくなった”

というのは100%間違いないと感じています。

独学での宅建合格はかなり無理ゲーになってきた

今まで宅建が独学でいけたのは、過去問の対策をバッチリやりまくれば合格点に届いたからです。

しかし令和3年の試験を見るに、過去問対策が通用しなくなってきたのは間違いないです。その時点で独学はもう無理ゲーだと私は判断しました。

出題範囲が絞れないなら、権利関係の民法なんかとくに範囲が膨大すぎて法律の素人が独学で勉強するのは厳しすぎます。どこから勉強すれば良いのか、何から手をつければいいのか何にもわかりません。

まさに上記ツイートの通りで、過去問で絞れないとなると試験範囲が広すぎるから独学だとヤマを貼るのが無理なんですよね。

私は多分一番人気の参考書を買って勉強しましたけど、参考書に載ってなかった、全く見たことない問題がたくさん出ましたからね…笑。

過去10年分の過去問全て満点取れるほど暗記しても、それだけだと令和3年の試験は合格点取れなかったと思います。だって過去問にない問題ばっか出るから…泣。

 

来年度はWeb講義コースを取って合格を目指す

というわけで、令和3年度の試験を受けて独学で合格するのは無理と判断したので、来年はちゃんとお金を出してLEC(東京リーガルマインド)のWEB講義コースを受講してリベンジしたいと思います。

(※LECは資格取得・通信教育の大手。宅建資格の取得で絶大な人気があります)

公式サイト:LEC 東京リーガルマインド

よくよく考えれば、弁護士や会計士や税理士など他士業は合格までに多額の費用をかけるのに、一応同じ国家資格であり士業である宅建士は独学で合格してやろうなんて虫が良すぎでした。

今から宅建士の資格を取りたい人にアドバイスするとしたら、

  • 宅建は1年でも早く取っておけ(今後どんどん難化していく)
  • 独学は相当遠回りだから多少のお金払ってでも1発合格を目指せ

ということですね。

また来年の今頃、こんどは宅建合格しました!という記事を書きたいと思います。

管理人
ちなみに、「不動産投資に宅建は必要なのか?」というテーマについては下記記事で詳しく書いたので、宅建取るか悩んでいる人は参考になるかと思います

参考記事不動産投資に宅建資格は必要か?個人でも役立つメリットがある理由

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